“God Hand”
今週の「プロジェクトX」はヨシムラでした。
底本である富樫ヨーコさんの「ポップヨシムラの伝説」を読んだことがあるヨシムラのファンには、かなり物足りない内容でしたが、直江夫人、森脇護・南海子さん夫妻を始め、スズキの横川さんや、元社員の浅川さん、ボールドウィン等、登場人物やエピソードは、限られた時間の中で押さえるべきところは押さえられていたとは思います。
しかし、ヨシムラを知らない人に対して、ヨシムラの苦闘の壮絶さを伝えるには、少々時間が少な過ぎましたね。
とはいえ、GS1000のライダーのスーツがきちんと当時のレプリカ(NDマーク入り!!)だとか、冒頭に'81年(だっけ!?)のヨシムラ・モリワキ連合軍のマシンを登場させたあたりは、ちょっと「ツボ」を押されましたが(笑)。
ちなみに再現シーンで(おそらく竜洋を)走っていたGSは当時のものでしょうか? それともレプリカでしょうか? ちょっと気になります。確か、当時のマシンはスズキが保管していたと思うんですが。
ところで、ワタシがよくサーキットに足を運んでいた時期には、既にヨシムラの運営はPOPから不二雄さんの手に移っていましたが、パドックには不二雄さんをはじめとする新しいヨシムラの担い手を見守るPOPの姿がありました。
確か'87年か'86年だったと思いますが、筑波のパドックでPOPに握手して頂いたことがあります。確か二言三言、言葉を交わしたような気もするんですが、憧れの人を前にして舞い上がっていて、何を話したのか全く覚えていません。
でも「神の手」は、とても柔らかく気持ちよかったことだけは、今でもはっきりと覚えています。
関係ないですけど、POPの次女の由美子さん(故人)が夫の加藤昇平さん(故人)のディトナ参戦のためにデザインし、後に辻本聡もディトナで身に纏った白地に日の丸のツナギをご記憶の方も多いと思います。
あれって、長野五輪のアイスホッケー日本代表のジャージに似ていると思うのはワタシだけでしょうか(笑)。
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再編集版と思われましたが・・ロータリーエンジンの [続きを読む]
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