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2004/05/31

輸出名「プライド」

1ヶ月近く放置してました。更新頻度を上げるためにBlogを導入したのに、これでは元の木阿弥でし(^_^;)



最近、函館市内で見かけたクルマの話題を・・・。

festiva_beta.jpg

もしかしたら存在は知っていても実際に走っているところを見たことは無いという方もいらっしゃるかも知れません。
フォード・フェスティバβです。
ちなみにこの個体は初見ではなく、随分前(おそらく新車当時)に見かけて「買う人いるんだ!!」と驚いたのを覚えています。
ちょいと調べてみると、「オートラマ10周年記念(!!)」モデルとして限定輸入販売したのが1992年ですから、日本海を渡ってから12年もの間、元気に働き続けていたようです。



皆さんご存じのようにこのクルマは韓国の起亜自動車製で、同社が当時北米及び台湾向けに生産していたモデルを日本に導入したモノです。ちなみに「プライド」という名前で輸出されていたと記憶しています。
販売当時はバブル末期。製造業の生産拠点の国外移転に拍車がかかりつつあった時期でもありました。
また現在のようにフォードの影響力は多大ではなかったにせよ、このモデル以外にも5ドアのハッチのフェスティバ「ファイブ」が起亜から導入される等、将来的にはフォードの世界戦略の中でマツダの低価格小型車は韓国等で生産されるのだろうか、と思ったことを思い出します。
それから10年余り。韓国を襲った経済危機の影響で起亜は倒産。現在はダイムラークライスラーの傘下に収まっています。そしてバブル後のマツダの様子はご存じの通り。更にフェスティバの名前はそのディーラーであったオートラマの名前と共に既に無く、日本フォードもマツダのOEM車の販売を止めてしばらく経ちます。


90年代後半からの10年。国際的に合従連衡の波に洗われた自動車の世界。そんな歴史をちょっとだけ思い出させてくれる1台でありました。

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コメント

3BOXのフェスティバ、懐かしいですね。
国内では公道では見たことありませんが、91年頃にソウルに行ったときには
沢山走っていたような記憶があります。

国内向けの5doorの企画もあったらしいのですが、実現しなかったようです。
スプリンター・カリブのようなコンセプトだったらしいのですが(笑)。

なんか微妙な書き方ですみませんねぇ・・・。

コメントどもでし。
微妙になるのも致し方ないかと(笑)。

「ファイブ」とは違う5ドアでカリブみたいなのが実現していれば、マーチ・ボックスみたいなやつかしらん、とか思ってしまいました(爆)。
「ロング」なデミオを思い浮かべないあたり、まだまだ広島への愛情が足りないようであります(笑)。

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