みんな笑った
第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会4回戦 コンサドーレ札幌対JEFユナイテッド市原を室蘭入江陸上競技場にて観戦。結果は2-1(Vゴール)で札幌の勝ち。
J1上位のJEF相手に一体どうなるコトやらと、不安な気持ちで迎えた試合でしたが、サポのそんな気持ちとは裏腹に、ウチの「若い衆」はヤッてくれちゃいました(笑)。
確かに個人の技量、(主力を欠くとはいえ)チームとしての完成度は、1枚も2枚もJEFの方が上手で、細かい局面ではいいようにあしらわれていたのは確かですが、札幌もここ数戦の出来がよかったことが気をよくしていたのか、それとも格上相手に一当てしようといういい意味での「ヤマっ気」が出たのか、終始緊張感は途切れず、むしろ伸び伸びとプレイしていたようにも見えたというのはいい過ぎでしょうか。
いつも課題の一つに挙げられるDFのミスについても、確かに西澤、曽田のヒヤリとさせられるミスは何度か有りましたが、それでも藤ヶ谷の好セーブや他の選手のカバーリングで事なきを得ていたように思われます。この辺はチームが一つになっていた証左ではないかと。
特に曽田はミスも有りましたが、
むしろ、きちんと相手をマークし、ピンチの際のクリアも欲張らず安全にするなど、しっかりとした守備をして、何度もピンチを救っていたのが印象に残っています。
また、クリアのときもよく前が見えていたようで、攻撃の起点にもなっていたのではないかと。
攻撃陣も少々物足りないところがあったのは確かですが、まあよくやったかな、と。
FWでは特に岳也の働きが大きかったと思います。目立ったシュートや得点に絡むシーンは有りませんでしたが、JEFの守備陣相手に畏れることなく果敢に挑み、各局面でよく粘って機会を演出していたと思います。
MONは間違いなく、得点者の上里と相川ですが、前線で身体を張り続けた岳也は裏のMONだったといっていいでしょう。
監督も珍しくご満悦のご様子。
「課題はあるけれど、たまには悪いところは言わないのもいいかなと」
でも、#28には何か一言言っておいた方がいいと思いますが・・・>ヤンツーさん。
鳥栖戦はTVでしか観ていませんが、今日の彼を観て、ヤンツーさんのコメントの意味がよくわかりました・・・。頼むよ>#28。
それに対して、砂川はそんなに悪く無かったようにも思ったんですが、ヤンツーさんの彼に対する要求はもっと高いレベルにあるのだと理解すればよろしいでしょうか(^_^;)。
逆にJEFは少々精彩を欠いていたのではないかと。
駒落ちということもありますが、パスはそこそこ通っていたせいもあり、札幌を甘く見ていたせいか、いつものような厳しいプレスが無かったようにも感じました。
この辺も札幌の勝因につながっていたような気もします。
さて、今回は終了後、珍しく出待ち。
バスを取り巻くサポもバスに乗り込む選手の、その顔に笑顔が絶えなかったってのは、ここしばらく無かったことではないかと思いつつ、その外側におりました。
とか、思ってたたら、逆に陣取ったJEFサポさん達の方からなにやら怒号が。
画像はその後の状況です。分かり難いカモしれませんが、写真中央の白いバスがJEFの選手、スタッフ移動用のバスです。そのバスの前にサポがフラッグを拡げて通せんぼしてました。
これに至る状況を説明すると、試合結果に満足できないJEFサポさん達がバスの前でサポ同士(或いは、サポとクラブ関係者!?)の掴み合うというアクシデントがあり、それを止めようとしたサポや警備員等が手前の車道上で揉み合うという騒乱が一時的に発生していました。
その騒ぎを尻目に3名ほどのサポがバスの前にフラッグを展開したというのがコトの顛末です。
#もしかしたら、フラッグを拡げようとするのを止めようとしての小競り合いだったのカモ知れません。
ちなみにこの画像を撮ったのが15:40過ぎ。
この後、ワタシは知人と食事(天丼ウマー(°Д°)して、「まだ通せんぼしてたら笑うよね(^_^)/t>」とか言いながら約1時間後に行って戻って来たら・・・。
まだ、JEFのバスが・・・(/_・)/アレッ。
もっとも、その直後、選手、スタッフが乗り込んで、出発しましたが・・・。
まあ、JEFサポさんにしてみると、複数の主力を欠いた手負いの状態とはいえ、相手は目下2部の最下位チーム、勝って当然の相手によもやのVゴール負けでは、腹の虫が治まらないのは理解できます。
でも、オシム翁もこう仰有ってます。
「典型的なカップ戦の試合。J1、J2の違いもカップ戦では差はない。J1の選手はJ1ということで油断もするし、J2はやる気が出てくる。正直言って今回の2チームの差はなかった。」
まあ、2年前の春に函館でバスを取り囲んで監督解任を声高に叫んだチームのサポが言えた義理ではないですが(爆)。
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