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2004/12/31

札幌集結シリーズ(その1)

もう1週間近く前の話ですが、今日中に書いておかないと、書くタイミングがなくなってしまいますので、書いておこうと思います。

第1試合 王子製紙 1-5 日光アイスバックス

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王子の敗因は3つ。

・ダンの退場
・ダスティの負傷
・ベンチワークの拙さ

個人的には、この中で一番影響が大きかったのはダンの退場だと思っています。
彼が欠けることで、菅原の負傷による欠場等で手薄だったDF陣が、更に不利になったことで押し込まれる機会が増え、全体の歯車が狂いはじめたと思っています。

そこにダスティの負傷による失点が重なったのは不運でした。
しかし、2失点目は仕方ないとしても、3失点目はベンチの対応によって防ぐことも可能だったのでは無いかという気もします。
あの時、滞氷中の選手達はダスティを下げるのか、そのままにするのかについて、不安を感じ混乱していたのは明らかでした。彼が立っているのがやっとという状況はベンチからも確認できていた筈ですから、その時点で、荻野に準備させ、時計が止まった時点(2失点目)で直ぐにタイムアウトを取り、残り時間(約1分半強)のしのぎ方について、監督、コーチと選手全員の意識を統一する必要があったように思います。

# 場内のミニFM放送で解説していた鈴木宣男さんも、「タイムアウトとらなきゃだめですよ」、「荻野君はドアボーイやってる場合じゃないですよ」と少々ご立腹のご様子でした。

ベンチワークの拙さという点では、バックスの3点目に対する、2P終了後の抗議も、選手のモチベーションを下げる方向に働いたという印象を持ちました。

#後にこちらの情報で判明したのですが、この日のレフェリーはバックスの飯沼君が負傷した試合のレフェリーでもあったのですね。なんだかなあ・・・。

3P以降の王子については特に語るべき内容は無し。
苛立ちに任せてのラフプレーが続き、全く試合になっていなかったといっていいでしょう。

年末年始のインタバールできちんと修正してくれればいいんですが・・・。

対するバックスはなんといってもカリヤ。
もうあちこちで言い尽くされていますが、本当に上手い選手です。
いい意味で何が起こるか目が離せない感じですね。
このところDF陣に怪我人が相次いでいるバックスにとってはDFを補強するか、FWを補強するか悩みどころだったと思いますが、話題性だけでなく、戦力としてもカリヤの獲得は大正解だったのではないでしょうか。

カリヤ加入の影響もあると思いますが、今のバックスもDFが手薄な割には春名を中心とした守備も安定しており、国内のチーム相手に負け続けるようなチームだとは思えない動きをしていたと思います。

土曜日の試合に負けはしたものの、モチベーションが上がっているのは感じられましたので、今後の反攻に期待したいところです。

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