明治天皇上陸記念碑
すでに2日前の話になってしまいましたが、そのうち書こうと思っていたので、書いておきます。
ハッピーマンデーだかなんだか知りませんが、今年の「海の日」は7月18日でした。
実はこの「海の日」が7月20日なのは、「海の記念日」から来ているというのは、皆さん
ご承知のことと思います。
では、何故「7月20日」なのかはご存じですか!?
ワタシも知らなかったんですが、実はここ函館にも縁のある日のようです。
函館市内末広町の基坂の下、海上自衛隊の正門前の中央分離帯に「明治天皇上陸記念碑」という記念碑が建っています。
これは、明治9年、14年の明治天皇の巡幸の際、明治天皇が旧函館税関桟橋で乗船、下船されたことを記念する碑です。
以下、その碑の脇にある解説を引用します。
赤御影石の地球儀の上に、青銅の鳳凰が羽を広げた碑は、明治天皇が明治9(1876)年、東北・北海道巡幸で来函の際、旧税関桟橋への上陸を記念したものである。同14年に再び来動の際、小樽から陸路函館へ巡幸し、ここから乗船して青森へ向かった。
明治9年の下船・乗船と同14年の乗船で、計3回になることから、三蹤碑(さんしょうひ)とも呼ばれている。この碑は、函館出身の梁川剛一の作で、昭和10(1935)年9月7日に除幕された。同16年に7月20日を「海の記念日」と定めたのは、明治天皇の明治9年の巡幸の際、7月18日に離函し、20日に横浜に帰着したことを記念したものである。平成8(1996)年から国民の祝日「海の日」となった。
不覚ながらこの解説を読むまで「海の記念日」の由来を知りませんでした。
いつも見慣れた碑のはずなんですけどね(^_^;)。
ということで、7月18日が「海の日」というのは、あながち無理なことではないようであります(笑)。
でも、17日とか、21日とかになってしまうと、ちょっとアレな気はしますが(笑)。
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» 「明治天皇上陸記念碑」の行方が分かりました〜! [横濱・櫻木町コティベーカリーぶろぐ]
森ビルによる開発が進む北仲地区。かつてはここに「明治天皇上陸記念碑」が建っていました。画像手前の石垣の棕櫚の木の生えている辺りに、ひっそりと建っていました。ネット上でも「行方不明」となっていて、管轄の海上保安庁に問い合わせても、返事が来ないので本当に行方不明なのかと諦めかけていました。
ところが先日、取材で店に来てくださった神奈川新聞の記者さんに、この件をお話すると…なんと記者さんが海上保安庁に取材に行って下さいました{/hakushu/} ありがとうございました。
明治天... [続きを読む]
なるほど・・・無理じゃなかったんですね。
投稿: sion | 2005/07/20 07:37