ポケモン
タンクがこの色だと、ますます「モンスター」っぽさ横溢(笑)。
ちょっと、揶揄気味の書き出しですが、本当はこういった「キッチュ」が好きだったりします。
また、ワタシは免許が無いので乗れませんが、バイクとしての出来もVT250Fの流れを汲むバイクだけあって扱い易い、いいバイクだということを、実際に乗った方にお聞きしたこともあります。
バイクのカスタムの世界では、一時流行ったSRベースの名車のレプリカとか、モンキーベースで他のバイクの形を模したモノ等、おもしろいモノもありますし、その時代のスタイルの流行とか影響とかもあるので、似た雰囲気のものというのは、一概に否定はしません。
そういう意味では、御本家にはないお気楽さも感じられて、発売当初はこれもおもしろいと思いました。
しかし、ホンダほどの大メーカーが、ここまで「直球ど真ん中」でやってしまうのは、ちょっとどうかと。
個人的な偏見を含んだ感想ですが、逆にこの辺の匙加減が旨いのと個人的に思うのがヤマハ。
例えば、一時期のViragoのように、彼らなりの解釈も盛り込まれると共に「オリジン」への敬意を感じさせるスタイルは、個人的には好感の持てるモノでした。
また、ダートトラッカーをイメージしたといわれるSRなどは、長く作り続けた結果、ある種のオリジナル性さえ感じられるようになりました。
こういう言い方をするとお叱りを受けるかもしれませんが、ヤマハは、オリジンのエッセンスを旨く抽出して、ある程度のいじる余地を残したまま市場に提供し、あとは好きモノに任せるというやり方が旨いような気がします。
逆にいうと、この辺の出来不出来も各メーカーの個性なのかしら、と改めて思ったりした、暑い夏の日の午後でした。
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