シボレー・オプトラ (Chevrolet Optra)
この車をはじめて見たときには、スズキでも売っていることは思い出せましたが、具体的な車名を思い出すことは出来ませんでした。
今回、改めて確認したら、GMDAT(大宇)製だったんですね、コレ。
韓国内では自社(GMDAT)から“Lacetti”という名前で、カナダと日本では「シボレー・オプトラ」、USAでは「スズキ・フォレンツァ(Suzuki Forenza)」という名前で販売されています。
欧州のGMネットワーク(オペル、ヴォクスホール)では販売されていないようです。
さて、韓国車について日本のメディアでは「(品質等が)一昔前の日本車のようだ」と表されることが多いように思います。
個人的には、サイズや価格が同クラスの日本車を含む他国製品と比較したとき、細かい部分でまだツッコミどころもあるようですが、総合的にはほぼ遜色無いレベルに達していると思っています。
ここでワタシがそんなことをいわなくても、欧米での現代等の販売実績がそれを物語っていると思います。
それでも、日本市場で韓国車は相変わらず売れていないのは事実です。
その理由としては、販売網が弱いことや日本車と較べてお得感が少ないこと等が挙げられていますが、一番の理由はその雰囲気があまりに日本車のテイストに近いためではないでしょうか。
これは勝手な想像ですが、日本製の普通のセダンやワゴンといった実用車も彼の国で似たような評価を受けるのでは無いでしょうか。
似たテイストを持つに至る要因としては、韓国メーカーがかつて日本のメーカーと提携していたことの影響が大きいのでしょう。長い時間の中で醸成されたものが意図しない内に製品に現れているような気もします。
また、これは私見ですが、それを作っている人達や社会の文化や習慣といったものが滲み出た結果のような気もしています。
日本と韓国では、似て非なる文化や習慣を持っているわけですが、出来上がったモノに似たテイストがが感じられるということは、ちょっと面白いことではないかと思ったりして。
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