「おしょろ丸」一般公開
なんとか1週間が経過する前にエントリしておきます(^_^;)。
オーシャンウィークの一環として、日本丸の隣では「おしょろ丸」も一般公開されていました。
(こちらのエントリに掲載した日本丸の後ろ姿はおしょろ丸の甲板から望んだものです。)
同船は北海道大学水産学部の附属練習船で、初代「忍路丸」より数えて4代目となります。
函館を母港としているため、これまで何度も見かけたことはありますが、中に入るのはこれが初めてです。
後部甲板と船内の一部のみの公開だった日本丸と違い、こちらの方は船橋や通信室、休憩室等、いろいろな部分を見学することができました。
おそらく寄港地で賓客をもてなすであろう部屋では、函館市内と津軽海峡をかたちどった壁飾りが目を惹きました。
また、この部屋や船内には、寄港先で送られたと思しきプレートや記念品が幾つも飾られており、この船の活躍範囲の広さを感じさせました。
また、ある部屋にはロープの結び方のサンプルが納められた額もあったりして、この船の性格を感じさせました。
個人的にツボだったのは、通信室。
この画像の左手側には天気図のFAX受信機が有り、天気図を受信している最中でした。
通信室にいらした通信士の方にお聞きしたところ、船舶等が受信する天気図等の情報にも「時間割」というか「番組表」が有り、受信側が必要なものを選択して受信するように受信機にプログラミングしてあるということでした。
このとき「番組表」を見せて頂いたのですが、複数の「番組」が有り、それぞれの「番組」は電波の状態等によって「本放送」を受信できない場合に備えてか、「再放送」もあるということが判りました。
ちなみにFAXで天気図を1枚受信するのに要する時間は約20分。
デジタルデータで配信されたものをPC等で処理するシステムはないのかと聞いてみましたが、おそらく気象庁との契約によってはデジタルデータの配信等も受けられるのではないかと思うが、船舶用にそのようなシステムがあるということは、あまり聞いたことが無い由。
最近、気象予報会社等が気象庁からデータを買って予報を行っているという話を聞いていたので、てっきり船舶等でもそのようなシステムが導入されているのではないかと考えていたので、ちょっと意外な気もしました。
画像は操舵室の様子。ちなみに英語表記は ”WHEEL HOUSE“ なんですね。
やはり他の部屋とは違い、操舵室は人気があって、見学者の流れが遅くなっていました。操舵装置の左手側にはGPSを利用した航法装置とレーダーが並んでいたのですが、乗組員の方がGPS航法装置について「『カーナビ』ならぬ『船ナビ』です」と説明していたのには笑いました。
左の画像は、レーダー装置の操作パネル。
どこかで見覚えのあるデバイスが付いていると思ったのはワタシだけでしょうか(笑)。
さて、この日は日本丸とおしょろ丸という性格の違う2隻の「練習船」を見学することができました。
個人的にはやはり日本丸の方に期待していったのですが、少々見学できる範囲が狭かったのは残念でした。それに対し、おしょろ丸は結構いろいろなものを見ることができておもしろかったんですが、もう少し説明のようなものがあれば、よりよかったのではないかと思っています。
そういう意味では、説明盛り沢山の日本丸と、見所触りどころ沢山のおしょろ丸で、バランスの取れた一般公開だったのかも知れませんね(笑)。
港町函館に住む我々にとって、船というのは身近にあるようでいて、意外と遠い存在だったりもしますが、こういった船に親しむ機会が持てるイベントがもっとあると、国際海洋都市構想についての理解の深まりだけでなく、それについての新しい発想が生まれる機会にもなるような気がします。
と、いうことで、次は貨物船とか、掃海艇とか巡視船の一般公開キボンヌ(笑)。
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機械がたくさん並んでいる部屋にも案内されました。
指で示しているのは、衛星から観測した海水温を色で示す
ものだそうです。
ただ、雲があると海水温を測れないんですよとも話していました。
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