杜の都
10人で仙台の攻撃をよく守りきったと考えるか、チャンスを生かし切れずに引き分けたと考えるかで、評価が分かれる試合だと思います。
個人的には前者の要素が大きかった試合だと思っています。
とはいえ、引き分けに終わったのは非常に残念。
10人になってから、もう少し落ち着いてゆっくりとボールを運ばなければならないのに、前へ急いだり、前がかりになってもいいのに躊躇する場面がみられましたが、この辺りが各選手の経験の浅さ故でしょうか。
ただ、前節の山形戦が自信に繋がったのと同様に、こういった厳しい試合の経験が今後活きてくることを期待したいところです。
チーム内「得点王」池内の退場で次節以降のDF陣のやり繰りが、より厳しくなってきたのは事実ですが、前線の清野が調子を上げてきたのはいい材料。
試合終了後、ゴール前に挨拶に来た各選手は悔しさからか憮然とした表情でしたが、その悔しさを次節で爆発させて欲しいところです。
引き分けなのでMOMを選ぶのは憚られますが、田畑と清野はいい働きをしていたということだけ付け加えておきましょう。
さて、日曜日は甲府が鳥栖に勝ったので、第38節を終わっての順位は5位。
できればここで勝点をあと2つ積み上げて、もう順位を上げておきたかったところですが、これもまた今の実力の反映。贅沢はいいますまい。
とはいえ、まだまだ捨てたモンじゃないのも事実。残り6戦、気を抜かずに頑張っていきましょう。
さて、対戦相手の仙台。やっぱり強かったというのが正直な印象です。
特に身体的能力の高いバロン、シュウェンクの2トップを上手く使えるあたりは流石。
そして、熊谷が入ってからは中盤でボールを落ち着ける場所ができたことで、別な攻め手ができたというのは脅威でありました。
スタメンに彼が入っていなかったのが、ちょっとイヤーンな感じでしたが、やっぱり思った通りに。なかなかイヤらしい選手起用でないかい!?>都並サン。
そして、仙台スタジアム。
これまで一度は行ってみたいスタジアムでしたが、今回やっとその想いを遂げることができました。
交通アクセスもよく、雰囲気、見やすさ共に、「東の横綱」の評判に違わぬいいスタジアムであることが実感できました。
機会が有ればまた足を運んでみたいスタジアムの一つです。
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