函館市交通局1008号車
1970(昭和45)年2月、10両が函館市交通局にお輿入れしていますが、現在ではこの1008と1006(元都電7033)、1007(元都電7041)の3両のみをのこすだけとなっております。
その内、1007号車は、1993年(平成5年)3月に都電時代の塗色に戻され、多くのファンを喜ばせたのも記憶に新しいところです。
#同時期に同車のプラキットがハセガワから出たことをご記憶の方も多いことでしょう。
1007号車は現在では休車扱いのため、本線での活躍を見ることはできません。
ちなみに、函館市電の車両増備は、この1000形の譲渡以後、1993(平成5)年の2000形、3000形の新造まで待たなければなりませんでした。
1000形がまだ「函館色」だった頃は、ワタシが利用する線区ではあまり出会わず、ちょっとだけ疎遠な存在でした。
しかし、その独特な前面形状と同僚達よりちょっとだけ狭い車幅等は出自を感じさせ、他の函館型とは違った魅力を持った車両だと思います。
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