D51 942解体
D51型蒸気機関車942号機。
1944年3月、川崎車両で製造。
新製時より昭和48年の廃車まで長万部機関区に配置(新製時配置については推定)。
車両の一部部品を木製に置き換える等の「戦時型」の特徴を残す。
廃車後は森町赤井川の国道5号線沿いの民宿前に静態保存され、現在に至る。
その942号機の最期の姿です。
6/17(土)の早朝には変化はありませんでしたが、同日の19:00過ぎには解体が始まっていました。
6/18(日)の午後、改めて現場を確認したところ、掲出の画像の通りの状態になっておりました。
土曜日に気付いた時点から、解体状況は変わっていないようですので、この日は解体作業は行われていなかったようです。
おそらく、月曜日以降、解体が進み、近日中に跡形も無くなってしまうと思われます。
函館鉄道写真館さんで本機が紹介されたエントリでは、かなり酷い状態だというのは理解していましたが、これほど早い時期に解体される日が来るとは思いも寄りませんでした。
本件については、いろいろ思うところもありますが、今のところは現状のご報告のみ。
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コメント
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TB及び情報提供誠にありがとうございます。
放置されていた期間が長かっただけに、ボイラー自体もかなり錆がまわっていたのですねぇ・・・。
せめて動輪の一つぐらいは残しておいて欲しいものです・・・。
投稿: X-103 | 2006/06/19 07:15