« 到着 | トップページ | 今年ももうすぐ »

2006/07/16

第6回トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ・イン・ジャポーネ

060709_6th_ttn_049.jpgもう1週間も前のことになってしまいましたが、7/8(土)~9(日)の2日間、「トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ・イン・ジャポーネ~北海道・道南ステージ」が開催されました。

今年で第6回目。函館での開催も5回目となり、この季節の恒例イベントとなった感もあります。

060709_6th_ttn_001.jpg今回は、土曜の朝に金森倉庫群からスタートし、恵山、鹿部方面を回って、大沼で1泊。
翌日は大沼をスタートし、八雲、江差、上ノ国を回った後、前回と同様、クイーンズポート函館でゴール。その後、金森倉庫で表彰式というスケジュールだったようです。

ちなみにワタシは今回は別な予定が入っていたため、残念ながらスタートは見学できず、ゴールのみの見学となりました。

参加車の画像は一通り撮っていますが、まだ整理しきれていません。
整理出来次第、マイフォトの方にアップしたいと思いますが、ここでは先に、ワタシがココロ惹かれたクルマを数台ご紹介します。

#2006/7/17 追記
マイフォトに「6th トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ・イン・ジャポーネ」として公開しました。
ご笑覧下さい。

060709_6th_ttn_041.jpgまず1台目。1948年式フィアット1100SMM (Fiat 1100S MM)。

ルーツを辿ると、1938年から少量生産されたレーシング・スポーツである508C MM(MMは勿論「ミッレ・ミリア(Mille Miglia)」の略)に辿り着きます。
508C MMは、1938年のベルリーナ(イタリア語でセダンの意)のマイナーチェンジに合わせて1100Sと改称。戦争による生産中断後、1947年に戦後型として外観を中心に手が入れられたのが、この1100S MMです。

ちなみにこのモデルはピニンファリーナ製のボディを持つ1100ESにバトンタッチする1950年まで生産され、各種のレースで活躍を納めています。1948年のミッレ・ミリアで総合2~3位を占めたことが、その生涯のハイライトでしょう(ちなみに優勝はフェラーリ166。フェラーリは以後6連覇することになります)。

ちなみにルーツである508C MMは、イタリアで初めてカム・テールを採用したことで知られていますが、この1100S MMも、その流れを汲むボディがチャームポイントになっています。

実物はこれが初見でしたが、小さくてチャーミングなボディにすっかりやられてしまいました。

060709_6th_ttn_007.jpg次は1971年式いすゞ117クーペです。

原型は1966年のジュネーヴ・ショーに出品された「ギア-いすゞ117スポーツ」。
同年発表の117(市販名「フローリアン(Florian)」)をベースとし、ギア時代のジョルジェット・ジウジアーロがスタイルを手がけた流麗なクーペでした。

その原型を基に、フロント部の造形などを中心に僅かな修正を加えて量産化されたのが、この117クーペです。
但し、量産といっても、実際はセミ・ハンドメイド的なラインだったこともあり、いすゞがGMと提携後に生産工程の大幅な見直しが行われた1973年のマイナーチェンジ移行のモデルと区別するために、それ以前のモデルは通称「ハンドメイド」と呼ばれています。

060709_6th_ttn_008.jpgこの個体も、勿論「ハンドメイド」の1台。
オリジナルかレストア済みか、どちらかは判りませんが、とても綺麗な1台でありました。
綺麗なだけでなく、当時を偲ばせるクロモドラの星形パターンのホイールが装着されていたり、内装に目をやると、オリジナルの雰囲気を壊さないようにナビが取り付けられていたり、ちょっとクラシックな2連のストップウォッチが取り付けられているなど、オーナーのセンスが伺える1台でありました。

060709_6th_ttn_068.jpg3台目は、1966年式フィアット・アバルトOT1300(Fiat Abarth OT1300)。

1964年に発売されたフィアット850(Fiat 850)をベースに、アバルトが独自のFRPボディを架装したのが、このOT1300です。

勿論、アバルトのことですから、特別なボディを与えたのはレースのため。
エンジンをはじめ、各部に大幅に手が加えられており、オリジナルの850とは別物といって差し支えないと思います。
同じボディを持つクルマには、それぞれ1600cc、2000ccのエンジンを搭載したOT1600、OT2000があります。

勿論、レースでの成績もめざましく、特にOT1300は1966~1968年の3年間、アバルトにFIAマニファクチャラーズ・チャンピオンをもたらしました。

個人的にアバルトでは、ビアルベーロ(Bealbero)の「レコルト・モンツァ(Record Monza)」が一番好きなんですが、今回改めて細部を観察してみると、OTにはOTの魅力があることを再確認した次第です。

さて、ちょっと長くなってしまいましたが、まだまだ気になった車は沢山ありましたので、前述の通り、近日中にマイフォトにアップしてみたいと思います。

|

« 到着 | トップページ | 今年ももうすぐ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26270/10961130

この記事へのトラックバック一覧です: 第6回トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ・イン・ジャポーネ:

« 到着 | トップページ | 今年ももうすぐ »