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2006/10/10

AL'06-'07 #24 王子対カンウォン(第2回戦)@白鳥 (雑感)

061008 AL#24王子対カンウォン(2)@白鳥 カンウォン DF #2 大久保実は、この日は室蘭で天皇杯3回戦があったこともあり、苫小牧詣での予定はありませんでした。

しかし、ご存じのように前日から発達した低気圧の影響で道南から道央にかけて大荒れのお天気。
このため、前夜のうちに室蘭行きも断念し、日曜日は自宅でおとなしくしているつもりでした。

しかし、朝起きてみると予想よりも穏やかな天候。
既に室蘭の試合には間に合わない時間でしたが、苫小牧の試合には間に合いそうだったので、思い切って苫小牧へ行ってきました。
結論としては、その決断は正しかったような気がしています。

何故、そう思ったか?
前のエントリで書かなかった、雑感をチーム毎に記しておきます。

#画像は、カンウォンの守備の要として活躍する#2大久保選手。

●カンウォンランド

昨年度観ることのできなかったカンウォンを一度観ておきたいというのも、この日の苫小牧行きを決断した要因の一つでした。
結論からいうと、この判断は正しかったと思えるくらい、意外にいいチームでありました。

まず、印象に残ったのは、助っ人中心のスペシャルセット。

DFの#23マッケンナを中心に、守りの要に#2大久保。センターが#21ティム・スミス、ウイングに#58バド・スミス。この4人の「助っ人」に、1~2人の韓国人センター(#9宋、#11白が絡む機会が多かったように思います)を加えたセットがPP時を中心に多用されていました。

最後尾をまさに扇の要の如く抑える大久保、高めからの守備で攻守を切り替えるマッケンナ、そして西武のユールを思わせるような左サイドからの速い突破を得意とするバド、センターだけでなくウィングもこなす器用さを持ったティムと、バランス的にもなかなか面白く、なかなか見応えのあるセットでした。

この日の王子がそうだったように、不用意な反則からのPPで、このセットが投入されると、なかなか手強く、国内4チームやハルラの守備陣といえども、そう容易い相手ではないということが、観ていてよく判りました。

今年バックスからカンウォンへ移籍した大久保は、守備の要としてすっかり定着しているように見受けました。
他の助っ人と同様、身振り手振りで韓国人選手とコミュニケーションを取る場面も見られ、既にチームを引っ張る存在となっているようです。

この「助っ人」セット以外に、印象に残った韓国人選手は2人のFW、#9宋と#11白。
スキル的には、まだまだ日本人選手に見劣りする部分はありますが、ポジション取り等、なかなかセンスのいいところもあり、今後の成長に期待したいところです。

さて、この日の王子が苦戦しただけでなく、開幕戦ではハルラもカンウォンにやられていることを考えると、現在のカンウォンのパフォーマンスは決してフロックではないような気がしています。

但し、この試合で見せたような、スロースターター的なところや、まだまだ前述の助っ人頼りのプレイが多いところなどを見ると、シーズン終盤までこのままの順位を維持することは難しいでしょう。
しかし、助っ人を含めた主要選手に大きな怪我が無く、韓国人選手も彼らからいろいろなものを吸収して成長してくれば、昨年のハルラ同様、侮れない存在になることでしょう。

今シーズンのカンウォンは、ちょっと注目していいかも知れません。

●王子

自分達のペースで試合を進めていた時間帯に点が取れなかったことと、無駄な反則が多かったことが、この日の苦戦の原因でしょう。

前者については、開幕前の毎日杯や、開幕戦と同様、まだ攻撃の形が固まっていない印象を受けました。

パックを前に運んで、シュートを撃つところまでいけますが、そのリバウンドを拾えない、叩けない、という場面が目立っていました。
逆にいうと、対するカンウォンはこのかたちが出来ていたいたように思えます。

それでも、岩田や桜井といったベテランを中心に、小川、沼田といった若手にもいい感じが見えつつありますので、今後のブラッシュアップに期待したいところです。

そして、問題は後者。

立ち上がりから反則には注意していたのか慎重さが目立ったカンウォンとは対照的に、王子は素直に当たり過ぎというのが正直な印象です。

この日の判定の中には疑問が残るものも確かにありましたが、それ以外にも注意が足りない部分が多かったように感じました。
また、混戦になったとき等、相手の挑発に乗る等、明らかに無駄な反則も幾つかありました。

結果は2点差での勝利となりましたが、負けていても不思議がない部分もあり、負けていた場合、自滅したと云われても申し開きの出来ない試合でもありました。
反則の多さは、新基準云々だけでなく昨年来からの課題の筈なので、もっと注意深くプレイして欲しいところです。

さて、善戦したカンウォンは明日は釧路での2連戦。
クレインズ相手にどこまでやれるか、シーズンの今後を占う、試金石的な試合になるような気がしています。

苦戦した王子は週末から、シーズン初の海外遠征で北京へ。
格下相手の試合となりますが、無駄な反則から窮地に陥ることもあるため、油断は禁物だと思います。
しっかり気を引き締めてプレイして欲しいところです。

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コメント

ご指摘のとおり、カンウォンのパフォーマンスは決してフロックではありませんね。

投稿: corn | 2006/10/11 22:58

クレインズ、見事にやられました。 国内1敗目チームになっちゃったかな。
 nanさんの言われるとおり、カンウォンは良いチームでした。特にゴーリーと
DFが良いという印象を受けました。で、よく走る。パックを取られるとさっと
引いて、ゴール前はがっちり固められ、やみくもにシュートを打っても全部跳
ね返される、ってな感じでした。攻撃面ではまだ物足りない感じもあるものの、
それでクレは負けたのだから何も言えないです。で、それとは対照的に、昨日の
クレインズはいつも以上に動けてなかった...
 今日の試合で、クレがどの様な修正を施してくるか楽しみにしながら、また
丹頂アリーナに行ってきます。

投稿: ほんだ@くしろ | 2006/10/12 15:30

cornさん、ほんださん、コメントありがとうございます。

昨日の結果には正直驚きました。
ほんださんのコメントのように鶴さんが動けていなくても、大健闘といっていいのではないでしょうか。

今日の試合はゲームシートから察するに、1Pの反則で自滅だったようですね>カンウォン。
しかし、2P、3Pは健闘したといっていいのかな?
特にPPで得点している辺りは、侮れない感じがします。
現場ではどうだったか、もしもご覧になっていらしたら、教えてください。

投稿: nan | 2006/10/12 22:10

今日も丹頂アリーナでカンウォン戦見てきました。今日はカンウォンの
ゴーリーに神が降りてこなかったのか、1ピリ真ん中あたりでバタバタっ
と続けて2失点してしまったところで、ちょっと緊張が切れてしまったか
もしれません。クレも昨日に比べると良かったと思います。

 アイホの見方がまだまだ浅いもので、今日試合中や試合後に来ている人
何人かに、昨日と今日のクレの違いを聞いてみたのだけれど、まず「ミス
をしない」という点で昨日とは違っていたとのこと。確かにそんな感じ。
それと、「クレならやりゃぁこのくらい出来るはずのものを、昨日は相手
をなめて掛かったんじゃないか」という意見もありました。
 ちゅうわけで、とりあえず今日はクレの勝ち、カンウォンの負けとなりま
したが、決して圧勝というわけでもなく(2ピリは得点できませんでしたし)、
カンウォンは面白いチームになったと思います。
 今日のベストプレイは、クレ最後の得点となった、デレクのショートハン
ドゴール、反対側のゴールへのシュートでしたが、パックを受けてすぐさま
反転して(?)のシュート、本当にきれいでした。

投稿: ほんだ@くしろ | 2006/10/12 23:13

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