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2006/11/05

日産オッティ

061103 日産オッティ(1)ルーテシアのリコールサービスキャンペーン修理中の代車として、3日ほど「もう」先代になってしまった日産オッティを拝借しておりました。

代車ということもあって、それほど長い時間、距離は乗りませんでしたが、感じたことを記しておきます。

061103 日産オッティ(2)

まず、この車をお借りして感じたのは、広い室内と明るい内装。
室内の幅こそ軽枠のために限界がありますが、長さ方向は大人が4人乗っても不満が出ることはないでしょう。
真四角なボディに広く確保されたグラスエリアのお陰で視界も良好。
そして前後コーナーの見切りもよく、アップライトな運転姿勢と相まって、なかなか気持ちよく運転することが出来ました。

車体で気になったのはドアの開閉音は安っぽいこと。
ドアを閉めたときパネル全体が共鳴するような音がするのが気になりました。
しかし、この価格帯ではいた仕方ないところでしょうか。

ちなみに標準装備のプライバシーガラスとやらにはやはり馴染めませんでした。
熱線、紫外線をカットする目的なら、透明度が高くても可能な素材があると思いますし、それ以上に折角広いグラスエリアによる室内の明るさが台無しになっているような気がします。
それともワタシのような人間よりも、中を覗かれたくないという人の方が多いのでしょうか・・・。

セパレート式のベンチシートは、見た目通りあまり身体を抱えてくれるようなタイプではありません。
しかも座面は意外に固め。今回は殆どが短時間の市街地走行ばかりだったので、特に不満はありませんでしたが、正直、長距離では、あまりお世話になりたくないタイプのような気がします。
この手のトール/セミトール・ワゴンの標準通り着座位置は高め。

061103 日産オッティ(3)運転姿勢も特に不満はありませんでしたが、唯一気になったのがシートベルトのアンカー位置。
左の画像は身長175cmのワタシが適正な運転姿勢をとった際のシートベルトと肩の位置です。
これだけ見ると、特に問題はなさそうですが、ベルトが滑って肩口から外側に落ちそうな感じがして、少々不安を感じました。
この車がターゲットとする層である女性の体格では特に問題ないのかも知れませんが、比較的大柄な「同居人」も共用すること等を考えると、少々気になる点でした。
#新型ではどうなっているかは未確認です・・・。

各種の装備は、実用車として必要にして充分。
パワーウィンドウのスイッチが全てワンタッチモード付きなのは驚きました。流石は今どきの日本車です(^_^;)。
あと、この車にはシートヒーターが装備されていましたが、いいですね、コレ(^_^)。
寒い日に車内が暖まるまでアイドリングしたりする必要は無いですし、なによりも腰回りがすぐ暖かくなるので腰痛持ちには嬉しい装備です。
後付可能なアフターパーツをどこかで出してくれませんかねえ・・・(^_^;)。

さて、以下は運転してみての感想です。
まず最初に感じたのはステアリングの中立付近の遊びが大きめなこと。
中立付近は手応えも乏しいのですが、そこから切り込んでいって手応えを感じる付近からの手応えはそれなりにリニアになり、ギャップがあるために慣れるまで少々怖ささえを感じました。

おそらくは、普段乗っている車(ルーテシア、FD3S)と違って、保舵力と操舵力がおそろしく軽いために、慣れない内は過入力気味の操作になっていたのだと思いますが、もう少し中立付近の遊びは少ない方がいいような気がしました。

その点に目を瞑れば、基本的には素直なステアリングだと思います。

動力性能は、街中の移動には必要にして充分。若干非力な気もしましたが、市街地走行が中心と考えると、車体の大きさ等とそれなりにバランスが取れた設定だと感じました。
但し、エンジン音は大きめで、音質も安っぽいのは気になりました。
この個体だけかも知れませんが、走行中、バルクヘッド部から足許を通じて常にエンジンの細かい振動を感じました。アイドル時は特に気にならなかったことなので、これも少々気になった点です。

ブレーキは感触、効き共に問題無いと思います。少なくともこの車の動力性能に対して充分な容量を確保していると思います。

ステアリングの感触以外に運転してみて気になったのは、スピード感の乏しさ。
速度計を確認してみて、驚いたことが数度ありました。
これはワタシがアイポイントが高い車に慣れていないせいでしょうか?

乗り心地は悪くないと思います。
但し、足回りの設定は柔らかめで、大きなギャップ等ではかなり揺すられる感じが有ります。
実はそれなりに粘る足のようですが、初期ロールが大きく速いため、コーナーなどではそこまで頑張ろうという気にはなりません。
実際にはかなりのところまで頑張れるのだと思いますが、この車がターゲットとする運転者像を考えると、そこまでのことをさせないという精神的な足枷になるセッティングが正しいのかも知れません。

さて、全体の印象をまとめると、いかにも今どきの「ミニミニバン」だということがいえると思います。
冒頭に書いた通り、広い室内と明るい内装。そして少々ステアリングの感触に気になる点はあるものの、特に問題はない操縦性。非力ではあるものの、市街地走行では特に問題にならない動力性能。
シティコミューターとして、必要にして充分、かつ満足出来る内容を持った車だと思います。

おそらく設計の新しい車と比べると、見劣りのする点もあるのかも知れませんが、いい意味で「ゆるい」感じのするこの車。悪くないと思います。
新型はおそらくもっと良くなっているのだと思いますので、充分お勧めできる車だと思います。

さて、この手の軽に乗る機会がたまにありますが、その度に市街地で日常使う実用車として、実に良くできていて、不満を感じる点が少ないことに驚かされます。

今や国内で販売、登録される乗用車の3台に1台が軽自動車だといわれますが、最近の「軽」の出来を知れば、それも充分納得できます。

逆にいうと、それだけ激しく厳しい競争をしているセグメントだということも出来ます。
今のところ、各社共、ワゴンR「ショック」以後の流れから踏み出していないようにも見えます。

しかし、そこから踏み出す新しい考え方のものが現れたとき、いよいよ「普通車」も安穏としていられなくなるときが来るような気がしてなりません。
或いは、世界的に見ても競争力を持つ「マイクロカー」が生まれるときかも知れません。

その進化が正しいものかどうかという議論はあるのは承知していますが、一人の車好きとして、「軽」の次のステップを見てみたいという気がします。

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