さよなら、クレイおじさん
元F1ドライバー、レガツォーニ氏が交通事故死 (YOMIURI ONLINE)
1980年のロングビーチでの事故で半身不随になりながらも、補助装置を取付けた車両で種々のスピードイベントに参加し続け、レーシングドライバーで在り続けた方でありました。
以前、読んだ雑誌によると、GPドライバーの死因は病死よりも事故死が多いとか。
レース中のそれを除いても、その比率は変わらないという内容で、なにか因果なものを感じたことを覚えています。
クレイおじさんも、その中の一人になってしまいました。
クレイおじさんというと、あのヘルメットのデザインが好きでした。
確か、TAGを冠する以前のホイヤーから、あのヘルメットを模した卓上時計が出ていたように記憶しています。
改めてキャリアを確認したら1974年にはフィッティパルディとチャンピオン争いしてたんですね。
そのフェラーリ時代と、名作FW07を得てトップコンテンダーに上り詰めつつあったウィリアム時代がキャリアのハイライトということになるでしょうか。
そういえば、数少ないスイス国籍のGPドライバーの一人でありました。
クレイおじさん以外に活躍したスイス人ドライバーって、マルク・スレールくらいでしょうか。
そういえば、彼もラリーで瀕死の重傷を負って引退したんでしたっけ。
兎に角、70年代後半からF1に興味を持ち始めた者にとっては、ちょっと寂しいニュースであります。
改めてご冥福をお祈りしたいと思います。
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