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2007/04/15

2007年J2第9節 水戸 対 札幌@笠松

2007_0415 2007年J2第9節 水戸対札幌(1)2007年J2第9節 水戸ホーリーホック 対 コンサドーレ札幌 戦を笠松運動公園陸上競技場にて観戦。

結果は0-2で札幌の勝ち。
残念ながら首位の仙台には届かなかったものの、勝点18で単独2位となりました。

以下、簡単に感想を。

天候は薄曇り。天気予報の最高気温は17℃とのことでしたが、風が強いこともあり、肌寒い中で札幌がKO。

序盤、先にペースを掴んだのはホームの水戸。
中盤でセカンドボールを拾われ、左右、主に札幌の左側のサイドを使われて劣勢を強いられます。
但し、ソダン、ブルーノを中心とした4バックがそれなりに安定していたことと、水戸の前線の拙攻にも助けられて事なきを得ます。

やや中盤の動きが悪い札幌は、長目のボールを2トップに入れて流れを変えようとします。
2トップのうち、中山は動き回りポストとなろうとしますが、連戦の疲れからか身体のキレがイマイチで、ボールを思うように扱えず。
ダヴィもやや元気との距離が離れ気味で、こぼれ球を拾えず。
更に2人とも、水戸DF陣の密着マークを受け思うように動けず。特にダヴィは接触時に審判にアピールする場面などもあり、ややストレスが溜まり気味だったように見受けられました。

そんな中、最終ラインからフィードされたボールにダヴィが反応。ボールを受けた後、相手DFを抜き、やや左側でフリーになっていた西谷へパス。フリーのまま西谷が決めて、札幌が16分に先制点。

その後、やや札幌の中盤にリズムが出てきたように見えたものの、2列目右サイドの藤田の位置が低く右側からの崩しがなかなかできなかったことや、中央でカウエが殆どボールに触ることが出来ないなど、なかなか攻撃のリズムを作れず。
対する水戸は、鈴木良和を中心にシンプルなパス廻しからリズムを作り、前線に繋ごうとするものの、札幌の4バックに阻まれるという場面の繰り返し。

札幌も苦しみながらも、カウンターから相手ゴールに迫り、数度のFK、CKのチャンスを得ます。
36分にはこのFKをゴール前に詰めていた中山が頭で押し込み2点目。今季これまで献身的な動きで高い評価を受けたいたものの、FWとして求められる結果を出せずに悩んでいた彼にとって、嬉しい今季初得点となりました。

その後、両チーム共にやや中盤が間延びし、最終ラインから永い縦のボールを蹴り合う展開になり、そのまま前半終了。

後半の立ち上がりも、前半の終わりと同様に長いボールを蹴り合う展開からゲームに入ります。

ややまったりした展開になりつつあったところで、先に動いたのは札幌。
やや動きが悪いと思われた藤田に替えて砂川を投入。
これで札幌は中盤での動きがよくなり、前半に較べてポゼッションする場面がやや見られるようになります。

水戸はその4分後に鈴木良和に替えて真行寺を投入。
おそらくは札幌のゾーンディフェンスの合間を突破するために前がかりシフトにするための采配と思われますが、個人的にはやや失敗ではなかったかと。
前半から、豊富な運動量を生かして動き回り、ボールを拾っていた鈴木良和が居なくなったことで、中盤でやや札幌がボールを拾う機会が増えたように思います。

その後も、全体的には水戸のペースで、札幌がカウンターで跳ね返すという展開でゲームはすすみ、そのまま試合は終了。

試合全体をまとめてみると、やや疲れは見えたものの我慢しながらも機会を生かした札幌に対し、試合をやや優勢に進めたものの攻撃のオプションを欠いた水戸が敗れた試合だった気がします。

印象に残った選手は、札幌の2トップ(中山とダヴィ)と、水戸の鈴木良和。
献身的に動き続けるというところが共通していたように思います。

さて、今日は札幌の試合の今季「初」生観戦でありました。
好調といわれつつも、実際にその内容を見ていないため、その好調が本物かどうか個人的には判断できない状態が続いておりましたが、今日の試合を観て「これはとりあえず信用していいのではないか」という感想を持ちました。

その理由は、モチベーションの高さのようなものが選手の間から感じられる、ということです。
昨季までは、連勝をしてもどこか自信無げな部分が見てとれたこともありましたが、今季はそのような感じが伝わってこないような気がします。
また、結果が出ていない時期によくみられた焦ってプレイをしてミスをするという場面が無くなっているような気もします。
ここまで決して楽な試合をしてきているわけではありませんが、その中で負けていないということが自信に繋がっているのではないでしょうか。

まだ1クール終わったわけではありませんし、2クール以降は各チーム共に弱点を見出して、そこを攻めて来るものと思われますが、今年のこのチームなら、それほど悪いことにならないのではないか、そんな予感がします。

最後に僭越ながら水戸の感想を。

開幕以来、未だ勝ち無しですが、やっている方向は間違っていないと思います。
昨季中盤以降、好調な時にみられた、シンプルなプレイを積み重ねて前へボールを運んでいくという方針を貫いているように感じられました。
実際に前半にはそれが噛み合い、中盤でのポゼッションを優勢に進めた時間帯もあり、これでラストプレイの精度がもう少し高ければ、試合をひっくり返されたいた可能性もあります。

試合後の前田監督のコメントを読みましたが、「あと一歩」というのは、決して強がりでもなんでもないと思います。
負けがこんでいる時期には、ついついやり方を変えたくなることがありがちですが、今のところはこのやり方で突破する方向がいいのではないかと感じました。

今の札幌がそうであるように、苦しくてもある程度結果を出せれば、モチベーション的にも変わってくる部分があるとおもいます。
1勝すると、大化けしないまでも、いい循環に入って行けそうな予感はあります。

さて、第1クールも残り僅か。
GWまでは厳しい日程が続きますが、なんとかこの位置をキープして、気分的にもいい形で第2クールを迎えられるようにしてもらいたいものです。

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