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2008/07/13

おもいでエマノン

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おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル) (リュウコミックススペシャル)

多くの年強いファンを持ちながら、寡作というか、遅筆で知られる鶴田謙二の新刊。
帯には「5年ぶり」とありますが、到底現役の人気作家の出版間隔とは思えません(^_^;)。

とはいえ、鶴田謙二の新作は非常に喜ばしい(笑)。
更に1巻で完結しているというのは、二重に喜ばしい(爆)。

どうやら原作はその筋では有名なシリーズのらしいのですが、ワタシは日本SFの真面目で熱心な読者ではなかったので存じあげません。ごめんなさい。

鶴田謙二ならではの精緻な筆致と相俟って、心に残る佳作に仕上がっています。
上手く説明できませんが、海外の短編映画(今流にいえば「ショートフィルム」か)がお好きな方にはお勧めできると思います。

あとがきで、原作者の梶原氏が鶴田謙二のエマノンについて「はまりすぎている」、「以降のエマノンを執筆するとき私の中でのイメージは鶴田さんのエマノンになっています」と書かれています。

ここを読む限りは実に幸せな組み合わせというエピソードではありますが、視点を変えると鶴田謙二の描く女性というのは、日本のSF好きの男の子の憧れる女性像の一つの典型、まさに「〈永遠〉の少女」だと思います。

#勿論、ワタシも好きなわけですが(笑)。

鶴田謙二も「エマノン」シリーズの読者だったということですから、エマノンのイメージは自ずから似たものになる、即ち「奇跡」は約束されていたのではないかと(^_^;)。

さて、劇中に出てくる「お食事のご用意ができました」というアナウンスは、懐かしいですね。昔は青函連絡船やら特急列車ではお馴染みでした。
今はどうでしょう!? 確か、北斗星では同じようなアナウンスを聞いた覚えもありますが、長距離フェリーでも生き残っているでしょうか。

ところで、ラストの駅が何処なのか。非常に気になります。

ご存知、またはお気づきの方は教えて下さい。
なにやら煉瓦造りの車庫がヒントのような気もします。

#北陸、信越方面のような気がしてなりませんが・・・。

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コメント

うーむ、読んでみたい気もするけれど・・・
 カジシンって生理的に駄目なんですよね(笑)。

「お食事のご用意ができました」
うーむ、家で頻繁に発している言葉だ(爆)。

投稿: akira isida | 2008/07/13 11:29

>isidaさん

コメントありがとうございます。
「生理的に駄目」って、一体・・・(^_^;)。
調べてみたらカジシンさんって「黄泉がえり」の原作者だったんですね。
ワタシが氏の作品に馴染みがなかったのは、どうやら氏の社長業時代と、ワタシの「読書の時代」だったためカモ知れません。

>「お食事のご用意ができました」
うーむ。家で言われてみたいかも(笑)。

投稿: nan | 2008/07/14 00:17

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