おもしろきことと、おそろしきこと。
#先週末のお話ではありますが、エントリしておきます。
2008年J1入れ替え戦第2戦 ジュビロ磐田 対 ベガルタ仙台@ヤマハスタジアムをTVにて観戦。
結果は皆様ご存じの通り。
当事者にとっては胃の痛む試合だったと思いますが、第三者から観ると実におもしろい試合でありました。
前半の途中からの観戦でしたが、最初に気になったのは中盤でのボールの支配率の割に、仙台の動きが目立ったこと。
互いのプレイスタイルの違いはあるものの、やや仙台が「走らされている」という印象を受けました。
ハーフタイムに同席した友人と「仙台は後半もこのまま走れるか」が勝負の分かれ目になるのでは、と話したのですが、やはり仙台は後半は足が止まりはじめました。
こうなると中盤を支配するジュビロペース。
まさに90分走りきるサッカーをやり遂げたと思います。
しかし、そんな試合でも必ず足の止まる「魔の時間」とでも呼ぶべき時間帯が必ずあるもので、ジュビロにとってまさかロスタイムにそれが訪れるとは思わなかったでしょう。
あそこで疲労が出たという見方もできるでしょうが、それだけでは方付けられない何かがあったような気がします。
梁勇基のFKからのゴール前での鍔迫り合いは、本当に凄いものでした。
試合終了後、川口が倒れ込んで人目を憚ることなく泣き出したのも理解出来ます。
サッカーってこういうことがあるから、おもしろいし、おそろしい。
だからこそ最後まで諦めてはいけないし、侮ってもいけない。
そんなことを再認識させられた試合でありました。
さて、この2試合に関しては、ジュビロの松浦を絶賛していいでしょう。
こういった試合で、このようなパフォーマンスを見せる選手が必ずといっていいほど現れるのもまた、サッカーのおもしろさ、おそろしさだと思いますが、如何でしょうか。
« きょうのお昼(12/14) | トップページ | たのしい週末 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント