JHL 大崎電気対北陸電力
2010/09/11(土) 15:00〜 函館市民体育館にて、第35回日本ハンドボールリーグ函館大会 大崎電気対北陸電力の試合を観戦。
ハンドボールは一度生で観てみたいと思っていたのと、別エントリする「とあること」のために市民体育館へ足を運んでみました。
左の画像は試合開始前の大崎電気。右端に何か居ますが、気にしないでください(笑)。
以下、ハンドボール素人が感じた簡単な感想を記しておきます。
試合内容の詳細は日本ハンドボールリーグ公式サイトのゲームシート(PDF)でご確認ください。
今季の道内でのリーグ戦開催は、この函館大会のみということもあってか、地元のハンドボール関係者、選手が大勢詰めかけていました。
試合開始1時間前に入場しましたが、良席は粗方地元の中高生とその父兄で占められていました。
会場で販売されていたプログラムには、午前中に行われたらしいU-15函館選抜と札幌・苫小牧選抜(女子は札幌選抜)のメンバー表が添付されていましたので、皆さん1日会場にいらしたのだと思います。
試合開始前、両チームの選手入場に先立ち、チームスタッフと大会関係者の紹介があったのが、ちょっと新鮮。
選手は一人ずつ紹介されて入場。今回は小学生と覚しき子達と一緒に入場していました。
その際、地元北海道出身選手は出身校の紹介があり、記念品贈呈なんてあったのも面白いところ。記念品贈呈も母校の恩師とか身近の人だったようです。
さて、試合の方は、前半の立ち上がり早々に北陸電力が先制したものの、すぐに大崎電気が逆転。
その後は終始、大崎電気が試合を支配します。
ハンドボールの「いろは」も判っていないので、感じたことをそのまま記すと、基本的にはカウンターの応酬。
素人目には大崎電気の方が、ディフェンスの堅さと組織力で上回り、決定機を作らせていなかったという印象。
攻撃も同様で、パス、シュートの精度も大崎電気の方が高かったようです。
結局、前半は18-7とダブルスコア以上の差がついて終了。
大崎電気が主導権を握ったまま順調に点を積み重ねます。
対する北陸電力も、数度の7mシュート(サッカーでいうとPKですかね)を確実に決めます。
北陸電力のディフェンスも安定してきて、後半の点差だけ見るとやや均衡してきたような感じ。
しかし、大量リードを得た大崎電気も無理をしていなかったようにも見えたため、それを勘案する必要があるかも知れません。
試合中に気付いたのがベンチ入りしている選手の人数の差。
改めてプログラムで確認してみると、大崎電気が20名登録しているのに対し、北陸電力は16名と差があり、選手層の差も試合内容に現れていたような気がします。
結局、試合は大崎電気ペースのまま終了。
後半だけみると16-17と北陸電力が1点上回りましたが、前半の差を埋められず、34-24で大崎電気が圧勝。
公式サイトでの過去成績を見ても明らかに大崎電気が上回っていますので、自力の差ということでしょうか。
今回、ハンドボールの試合を初めて観て感じたのは、バスケットボールに似た展開だということ。
特に速攻、遅攻のペースの切替の感じはかなり似ているように思いました。
やはりこれはコートの広さと人数のせいでしょうか。
そしてハンドボールと同様にGKが居るサッカーとアイスホッケーを見慣れた目には、ゴールマウスの大きさの割には、ミドル、ロングショットが意外と決まらないと感じました。
ホッケーでいうところのインクリーズ、サッカーのゴールエリアからのシュートはNGというルールは結構よくできたルールなのかも知れません。
あとはやはり激しい当たりと、瞬間の跳躍。室内で行う球技で身体的接触が許され、且つあそこまで跳躍が必要とされるというのもハンドボールだけでしょうね。
とはいえ、どこまで接触が許されているのかは、全くわかりませんでした。なので反則のコールがあっても、何が起こっていたのかさっぱりです(^_^;)。
他にはGKの好セーブの際に「○×選手ナイスセーブです」とか、得点の度に「本日○得点目」なんてアナウンスが入るのもちょっと新鮮。これって日本だけでしょうかね。
あと素人丸出しですが、試合終了後、選手サイン会前の場内アナウンスがツボでした。
「選手が松ヤニを落とすまでお待ちください」
そっか、それであんなに吸い付くようにボールを扱えるわけですね(^_^)。
また機会を見つけて観てみたいと思います。
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最近プロリーグ(プロ野球、Jリーグ、bjリーグ)以外はすっかりノーマークとなっ [続きを読む]
トラックバックもしましたが、大崎電気の試合の記事があったのでコメントさせて頂きます。
私が初めてハンドの試合を観たのが6~7年くらい前?第一印象は、アイスホッケーと似ている!。選手交代が自由であったり、ペナルティの時間(退場)がある、ということでした。ちなみにサッカーでいう「退場」は、ハンドでは「失格」と言ったはずです。
>今回、ハンドボールの試合を初めて観て感じたのは、バスケットボールに似た展開だということ。
コートの広さもあって、たしかにオフェンスとディフェンスの切り替えはバスケと似ていますよね。
ただおもしろいのが、バスケは攻撃の時間制限が時間(ショットクロックでの計時)で決まっているのに対し、ハンドはあくまでも審判のジャッジにゆだねられていること。審判が「攻撃に消極的=ボール回しに終始している」と判断した時点で、ボールが相手に渡ること。
あとバスケのオーバーステップ(トラベリング)が3歩以上なのに対して、ハンドは4歩以上だったように記憶しています。
投稿: まさつぐ | 2010/09/13 01:16
>まさつぐさん
ご無沙汰しております。
ホッケーに似ているというのはワタシも感じましたが、選手交代と反則による退場ルールは知っていたせいもあって、あまり強く感じなかったのかも知れません。
なるほど。攻撃時間の制限はそうやって決まっていましたか。
場内で何度もそれらしきアナウンスが流れていましたが、ルールを理解していないので、オマ一つピンときませんでした。
次回はその辺も気にしながら観てみたいです。
と、いいながらも、その「次回」がいつかが問題です(^_^;)。
投稿: nan | 2010/09/14 01:24