AL2010-2011 日本製紙クレインズ対TOCHIGI日光アイスバックス 第2回戦
アジアリーグアイスホッケー2010-2011 Game#5 日本製紙クレインズ対TOCHIGI日光アイスバックス(2回戦)
於 釧路アイスアリーナ 2010/09/19(日) 14:00 F.O.
NPC 5 (0-0/3-1/2-0) 1 NIB (ゲームシート)
開幕から既に2週間が経ち、今更という感じもありますが、私的備忘録も兼ねて、当日のメモから感想を起こしておきます。
ちなみに当日の様子をウェブアルバムにまとめてありますので、ご笑覧ください。
1Pは概ねクレインズペースではあったが、バックスもまずますの動き。
特に前日の開幕戦でもいい形を見せていた内山~バドのラインは勿論、キャプテン鈴木貴人のラインも良く動けていたのは、いい材料ではないかと。
シュート数は15-5と大差が開いたものの、それ程両者の内容に差は無かったと感じました
2Pの前半は1Pと似た展開。
しかし、途中からバックスに反則が多くなり、前日と同様完全にバックスが守勢に回る展開に。
ちなみに反則の内容は無駄とか汚いものでは無く、守備でクレインズ側のスピードに1歩遅れを取り引っ掛けたり、ぶつかったりする感じ。
しかし、各選手がSHによる帯氷時間が増えることで体力を奪われ、競り負け、走り負けする場面が目立つようになるという悪循環に陥ったというのが、2Pの後半の展開ではなかったかと。
1P終盤から2P序盤に欠けては、バックスも流れを掴みかけていたように見えただけに、それを手放してしまったのは残念。
3Pもクレインズペース。しかし、2Pの後半のようにバックスを圧倒するほどの勢いは無し。
ピリオド終盤にはバックスもやや攻めのペースを戻したが、前日同様点差が開いて余裕が出来た相手の守備をこじ開けることは出来ず。
点差、シュート数共に記録だけを見ると、バックスの完敗ではあったが、実際にはそれなりに見どころのある試合。少なくとも開幕戦よりはいい試合だったのではないかと。
開幕戦の感想では、クレインズのチームの感想を簡単に触れたので、こちらではバックスのチームの感想を。
この2試合を観ての印象は、スタミナ不足というバックスの近年変わらぬ課題は相変わらずの様子。チーム体制の問題もあって簡単に克服できる問題はないのは承知していますが、ここを手当できなければ、プレーオフ出場という目標を確実にするのは難しいように感じました。
攻撃面では昨季来大きなメンバーの入れ替わりも無く、ある程度形が出来ているように見えるだけに、守備のスタミナ不足が克服できれば、もっと面白い試合が観られるはず。
その他、個人的にこの試合で印象に残ったのは、清川、菊地の両GK。
両者共に安定したゴールテンダリングを見せていました。
おそらくクレインズは昨季の実績から石川が正ゴーリー。
バックスも福藤の加入で菊地のポジションも安泰ではなくなると思われるので、この試合はテスト的な意味合いも有ったと思われますが、共に存在をアピール出来たのではないでしょうか。
特にバックスは守備に課題を抱えているように見えるので、最後の守りに菊地だけでなく福藤も加わったことは、開幕2連戦のセーヴ率を見るまでも無く、今季も大きな存在となることは間違いなし。
ここまでバックスの守備に辛い評価をしましたが、新加入のローチフォルトは今後注目かと。
この開幕2連戦もいい働きをしていたと思いますし、チームにはSEIBUの元同僚も多くコミニュケーションにも問題なさそうなので、今後は守備の軸として活躍する場面を多く観られるのではないでしょうか。
以上、とりとめなく感想を書き連ねましたが、今年も始まったアジアリーグ。
昨季初優勝のハルラが連覇を果たすのか? それとも日本のチームが雪辱を果たすのか ? 苫小牧で好調ぶりをアピールしたブレイズは台風の目となることができるのか?
いろいろ見どころは多そうです。
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