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2021/06/20

グラマン/新明和ASR-544-4という幻の機体について

最近話題になっているアメリカ空軍の特殊作戦機MC-130Jを水陸両用化しようという話に因んで、それに因んで、The War Zoneに1970年代に計画されていた『エアクッション』付きのジェット水陸両用哨戒機についてのストーリーが掲載されていました。

エアクッションを降着装置に使うアイディアの存在は知っていましたが、まさかそれを使った機体をグラマンと新明和が共同開発していたということは知りませんでした。
リンク先の記事ではマーチンP6Mシーマスターに似ているとありますが、BLCシステムの使い方などから、PS-1/US-1をジェット化した機体のように感じました。
どこかで歴史のいたずらがあれば、海上自衛隊もP-3CやUS-2を採用することはなく、このASR-544-4がPS-2/US-2になっていたかもね、という『来なかった未来』のお話を訳してみました。

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2021/04/04

RFC8962 プロトコル警察の設立

ネットワークに関わる人間にとって大事なRFCが発行されていた。

RFC8962 Establishing the Protocol Police (プロトコル警察の設立)

以下、序論 (Introduction) 以降を訳してみた。

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2020/07/01

形態は機能に従う

Ineos Grenadier Debuts As A 'Form-Follows-Function' Off-Roader (moter1.com)

イネオス・サイクリングのスポンサーであるイネオスが、機能重視のオフローダー「グレナディア(Grenadier:擲弾兵)」を作るために自動車メーカーを立ち上げ、そのプロトタイプを公開したという話題。

見るからにアレだ、と思ったら、元々は「オリジナル」ディフェンダーの権利を買い取ろうとしていたようですね。
それにしてもイネオスのCEOが冒険家としての顔も持っていたというのは知りませんでした。

と、いうことで、以下、勝手に訳してみました。

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2020/06/17

シーハリアーのパイロットに訊く(その2)

さて、前回の投稿から1日開いてしまいましたが、Part2です。

如何にしてシーハリアーは、F-15の翼をへし折ったのか。『シャーキー』ウォード中佐インタビュー (Part.2)

こちらはPart1の開発からフォークランドまでの短い間のお話。
図らずもフォークランドへの「準備期間」になってしまった、この期間に複数のDACT(機種航空戦闘訓練)によって好成績を挙げたことが、結果としてフォークランドでアルゼンチンに警戒されたことに繋がったというお話でもあります。

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2020/06/15

シーハリアーのパイロットに訊く(その1)

元ネタの公開から、少々時間が経ってしまいましたが、Hush-Kitさんに掲載された、シーハリアーの開発からフォークランドでの実戦まで携わったパイロットへのインタビュー記事が面白かったので訳してみました。

『シャーキー』ウォード海軍中佐インタビュー。その1。 シーハリアーFRS Mk.1と空中戦について

ちなみに、この記事のインタビューイであるナイジェル『シャーキー』ウォード(シャーキー・ウォード)海軍中佐(シーハリアー開発、フォークランド紛争当時は少佐)は、シーハリアーの歴史に触れた書物では必ずといっていいほど名前が挙がる有名人です。
記事中にもある彼の著書”Sea Harrier over the Falklands” (Pen & Sword, 1992) は、フォークランドでのシーハリアーの活躍について知る際の必読書の1つに上げている書物もあります(和訳本は無し)。

それでは、以下、本文です。

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