2006年7月8日(土曜日)~9日(日曜日)の2日間に渡って函館を中心とした道南地方で開催された「第6回トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ・イン・ジャポーネ~北海道・道南ステージ」のゴールを見学してきました。ゴール地点で拝見した各参加車をご紹介してみたいと思います。
1948年式フィアット1100SMM(Fiat 1100S MM)です。ルーツを辿ると、1938年から少量生産されたレーシング・スポーツである508C MM(MMは勿論「ミッレ・ミリア(Mille Miglia)」の略)に辿り着きます。508C MMは、1938年のベルリーナ(イタリア語でセダンの意)のマイナーチェンジに合わせて1100Sと改称。戦争による生産中断後、1947年に戦後型として外観を中心に手が入れられたのが、この1100S MMです。