展示車両に添えられた説明によれば、1923年はT型フォードにとって絶頂期であったということです。
年間生産台数が200万台を超えていたというのですから、今日の基準からいっても相当なベストセラーだったということが判ります。

6ライトのセダンボディはマルーンに塗られ、内装は濃いベージュのファブリックです。
細かい部分を1910年代のT型フォードと比較してみると、上下2分割のウインドウシールドは健在ですが、手動のワイパーが装備されています。
ホイールも依然として木製スポークですが、タイヤは太く、トレッドパターンも現代のものとそれほど変わらないものになっています(但し、近年のものの可能性もありますが)。
その他、前照灯は電気式になっていたりするなど、この10年ほどの間に、いろいろな部分が変化したことを知ることができます。