この角度から、70年代後半の日産車の特徴であるスクエアでシンプルなラインがよく判ります。
個人的には910ブルーバードと並んで、70年代の日産車の中でも好きなスタイルのモデルです。

ちなみにこの個体は内外装および装備品は殆どオリジナルのままでした。
距離計を見ると走行距離もかなり走り込んだクルマのようでしたが、内装の一部に少々へたりは見えたものの、走行距離から考えると異例に綺麗な個体だといっていいと思います。
おそらくは長年に渡って丁寧な手入れと扱いを受けてきたのだと思いますが、このあたりもかつてのセドリックというクルマの典型的な使われ方を現している興味深い個体でありました。