さて、個人的には今回の展示のハイライトがこのクルマです。
説明には「ニッサン乗用車」とありますが、70型セダンです。

日産自動車は1933年(当時は自動車製造株式会社)より、ベルトコンベア設備を使用した自動車の量産を始めていました。
が、国産自動車工業の庇護・育成を意図した自動車製造事業法が1936年に公布されたのを受けて、米国グラハム・ページ社から大型乗用車の設計と生産設備一式を導入して製造、販売したのがこのニッサン70型です。
それまで生産していた乗用車「ダットサン」各型と比べると格段に大きいこのクルマは、国産初の大型乗用車といわれています。